第6回沖縄映画際 レポート後編
三日目
初日はまだ準備集だった展示場エリアも、二日目から連休に入ったこともあって、大勢の方が来場していました。
会議等側から入るとすぐ脇に見えるのは、ニコニコ動画のコンテンツ。
今年はニコニコ神社じゃなくて、町会議ということで、ワゴンでカラオケ配信という企画でした。
すでにオープニングからコスプレの集団が集っていて、ユーザーはテンションが上がるところ。
県内の配信主が、さっそくトライしていました。
コスプレイヤーも多数見かけました。ジョジョ発見!JOJO立ちポーズしてくれました!
セッションも大賑わい。今年も多くの企画ブースが軒を連ねておりました。
沖縄のデパート、「リウボウ」のブースや、25日にステージも開催される「沖縄ちゅらいい!」のブース。
この周辺は華やかな雰囲気でした。
他にも展示・企画が盛りだくさん。
恒例のスタンプラリーはクイズ形式になっていて、これがまた難易度高かったです。
朝方に展示等の方で県外から映画祭の為にいらっしゃったスタッフの方とお話する機会があったのですが、このような質問をされました。
「やっぱりみんなビーチがメインなんですか?」
実際にステージが取り上げられることも多く、「映画祭なのに」という声も聞いたことがあります。
いやー、上映や展示等もすごく人でいっぱいになりますよ、と答えましたが
ビーチステージの盛り上がりは凄まじいものがあります。
3日目にはHEY×3のステージがありました。TVで楽しんできて、憧憬を抱いていたステージが目の前で開催されるとなれば、これには皆心躍ります。
西原高校のマーチングバンドや、地元の芸能ステージも増えていて、今年もビーチステージの密集度は高かったと思います。
一方の劇場棟。
朝の早い時間帯は、やはり上映直前までチケットがとり易いということもありました。
これはゆっくり出かけてくるという県民性もあってのことかと思います。
しかし、昼を過ぎれば、どっと人が押し寄せてきます。
初の一般試写会をかねた上映が多く、また舞台挨拶もあるため、上映前には常に長い列が出来ていました。
四日目の夜に上映されていた「福福荘の福ちゃん」はとてもハートフルな映画で視聴後の観客がにこやかな表情をしていました。
すでに海外での上映も決まっているとのことで、作品を見た外国人が出入り口付近で興奮した面持ちで話している姿のを見かけたのが、とても印象的でした。
映画、展示棟、ステージ。
それぞれ、いろんな楽しみ方が出来る。それが沖縄映画祭の魅力なのだと思いました。